ダイエットブログ

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振り返り

大好き

 

環境概観

調整初期


・最強位環境から調整開始
→サガ、マグナ、アナジャ、オービーあたりが存在
・明確に環境の中心にいるのはサガ
→サガへのメタカード(とこしえ、お清め、パルテノン)を下位Tierデッキは採用することになる
・vaultで勝ってたのはアナ、サガ、ネクスト、アポロあたり

調整後期

・赤黒バイクが出現。サガとマグナに有利がつくうえ人気が高いデッキなので使用率が伸びるかも

→カーディバルの母数は半分ぐらい赤黒バイクとNEXTで占められていた。

・サガ、赤黒バイク、ネクスト、アポロ、マグナで5割を越えると予想。

ネクスト、アポロをターゲットにし、アナカラーや万軍投にも≪ダークネス≫でゲームができるというのを根拠にサガ持ち込みで確定。黒バイクはほぼ割り切り。

最終的な評価


サガ

本命。超次元ゾーンを使用したい記念受験系の対面にめっちゃ勝てるため一回戦勝ってCSみたいなメタゲームに参加するということがしやすいため、GPに向いている。一方で赤黒バイクに当たった瞬間相当負けるのでマッチング運の比率が大きい。また、ハンデスサガに関してはパルテノンがしんどいのでDOOMに劣ると判断。

アナカラー

立ち位置が悪い。パワーもそんなにない。流行りのモルネクとバイクがきついので一般的な構築ではそれに勝てず、それに寄せるか諦めるかする必要がある。……のだが、そういった事情とかは特に考慮せず普通に持ち込む層が多そう。

ネクス

強そう。サガ以外にアンフェアなゲームができる点、後攻でもメンデルで捲れる点は強いがサガにマグロすぎるのが気になる+消極的にプレイしてしまう癖があるので向いていない。

 

マグナ

立ち位置が悪い。アポロに勝ちたいならバラドは必須だが、概ねそのあとのパーツが欠損しているので結局安定しない。ネクストにとこしえが有効だが、とこしえ以外にネクストに抗えるカードがないので不利。

 

バイク

強い。サガ、マグナあたりに有利が付くのは明確なメリットだがミラーやりたくなさすぎる+GP特有の謎デッキに覚悟のブラックゾーン3点したくなさすぎるので没。

 

結果

1R 赤黒バイク ✕

2R 青白ライオネルstar 〇

3R 赤黒邪王門 〇

4R 4c万軍投 ✕

5R 青黒サガ 〇

6R アナカラージャオウガ ✕

3-3強制ドロップ

 

サガというデッキ_構築解説

使用構築。次元は普通にラスト1ドギラゴンX3レッドゾーンX4

環境におけるサガデッキ

アドバンス環境において、サガデッキのアイデンティティは大きく2つあると感じました。

  1. 最速3tにカード2枚でループし、そのまま勝利できる。
  2. トリガー1枚でループが始動し、そのまま勝利できる。

速度と受けの質の高さの両立がサガの魅力です。言ってしまえば≪天門ループ≫が3キルしてくるようなものです。1.のおかげでネクストや5cのようなデッキには先に勝ててしまいますし、2.もアポロのような対面に有利がつく要因となっています。

とはいえ2.を成立させている≪迷い≫はメタに弱いですし、デッキに4枚しか入っていないのでコンセプトとしてはそこまで強力ではありません。それを補うカードの中で最もパワーがあるという理由で≪輪廻暴冥≫を採用しました。

予選の早いラウンドでネクストやバイク、アポロのようなビートダウン系に当たる確率が高いと考えたのも、採用に至った理由の一つです。

 

輪廻暴冥

なんとUSABRELLA破壊できます(???)

メリット

・受け札のかさましになるため、2.の強みを遂行しやすくなる。

→有象無象の殴るデッキへの勝率を確保できる(具体的な踏む確率は以下。)。

・USABRELLA対策
デメリット

・多色。

総括
・何枚採用すべきなのか本番までに正解を出せなかった。最後まで根拠を持って採用できなかった点が心残り。

 

調整に関しての振り返り_CSか対面練習か

今回の調整ではCSへの参加とvaultまたは対面での練習をしていましたが、どちらかというと後者に偏っていたのかなと思います。これは結果としてどうだったのでしょうか。

 

調整の目的

そもそも調整の目的は「構築」、「大局観」、「細かいプレイ」、「メタゲーム」、「相性」といった要素を理解することにあります。CSと対面練習、それぞれでの各項目の習得しやすさは大体こんな感じではないでしょうか。

記号の定義とかも適当です。

今回の調整は対面練習に寄っていました。したがって、構築とメタゲームで後れを取り、大局観、細かいプレイ、相性は理解できていたことになります。つまり、負けた理由はデッキ構築やデッキ選択のほうにありそうです。

ところで今回使用したリストは≪輪廻暴冥≫の枠が怪しく、サガが不利を取る対面に当たっていますね。CSに出る回数が少なかったことのツケが回っていると思わされる結果だと言えます。

対面練習の罠

対面練習ではしばしば「壁」役が様々な環境デッキを使用し、特定のデッキの相性関係や立ち回りを精査します。しかし、今回自分が「壁」に足るプレイをできていたかは怪しい気がしています。そういう点では、対面練習であまり貢献できていなかった気がします。

この点については、CS参加回数を増やして基礎的な部分を補充することでクリアしようと思います。

思い付き:取り組み方に見るオリジナルとアドバンスの違い

オリジナル

CSの開催数が多く、使用可能カードが少ない。

→メタゲームが回りやすく理解しやすい。

CSに参加する価値が相対的に高い。

アドバンス

CSの開催数が少なく、使用可能カードが多い。

→メタゲームが回りづらく理解しづらい。

→既存のデッキを強く使うことが求められるため、対面練習の価値が相対的に高い。

 

信憑性はない。確実に言えることは、対面練習の質を上げるためにCSに出るべきということ。

 

おわりに 6R_アナカラージャオウガ ✕


負けたら終わりの状況、5Rはサガミラーに勝ててまだ見捨てられていないと自分に言い聞かせていた。相手の外部ゾーンはなし。赤単?天門?色々と考えていたがその正体はアナカラージャオウガだった。
メタカードをポンポンプレイしてきたので相手のリソースは手札1枚のみ。盤面は≪ヘラクレス≫、≪キャディ≫、≪とこしえ≫2体。

ヘラクレス≫が殴らないとリソースが伸びないので盤面を継続的に処理すれば時間をもらえる認識。


≪ダークネス≫を≪とこしえ≫2体に当てて≪ヘラクレス≫を止めたところ返しに≪デドダム≫≪とこしえ≫で≪ヘラクレス≫に走られる。トリガーはなし。
墓地の≪ダークネス≫で≪とこしえ≫≪デドダム≫を除去すると、さらに≪デドダム≫≪キャディ≫で動かれてそのまま≪ヘラクレス≫2点。1枚でも蘇生札が入っていればそのまま勝てる状況。
「≪ダークネス≫でリソースを枯らし相手視点殴るしかない状況を作る」というのは練習で散々やってきた。練習通りジャスキルを強要した。5枚のシールドに蘇生札が入っている可能性は58%。もうメタカードは処理しつくした。クロックでもいいしドルブロでもいい。エマジェンキューブリックでもよかった。

 

……トリガーはなかった。

 

胸をなでおろす対戦相手。≪キャディ≫のパワー1000のダイレクトアタックで、私はスイスドローからはじき出された。

デッキを片付け、水を一口飲んだ。アリーナだのポーカーだのをしているとき、アンラッキーなことが起きたら私はいつも水を一口飲んでいる。いつもであればそれで頭が冷え、気は済んでいたはずだったのだが、今回はそうならなかった。
悔しい。勝てない。今回も勝てなかった。Discordのグループで自分だけが完走できなかった。町田で自分だけCSでろくに勝てないままだった。弱いのに張り切るのは時間の無駄だったのかもしれない。そもそも的外れな構築だったのかもしれない。≪ダークネス≫で先に手札を枯らす方がよかったのかもしれない。色々なことを考えているとどんどん自己嫌悪に陥った。その後せっかくなのでデュエパーティーに参加した。楽しかった。GPに参加しなければずっとこういうデュエルマスターズだったのに。気づけば3周していた。一度最下位になったが、凹むことは全くなかった。
人の出した成果を横から見るのは簡単だし、賢くなった気になれる。デュエパーティーだったり、大会配信だったりから得られる学びというのはえてしてこういう類のものだ。しかし、こういうものから得られないものもある。勝ったときの充実感と、負けたとき自分にのしかかる虚脱感。勝ちを知らないままでは、水を一口飲んでも消えなかったものと心中するわけにはいかない。
もっと足元を固めてまた挑戦します。調整に協力してくれたすべての人に感謝。

 

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