ダークムーンうさぎ
昨日あたりちょっと話題に出たのでついでに書いておこうぐらいのやつです。
≪ダークムーンうさぎ≫は、見ればわかると思いますが、絶対評価で見れば弱いカードに分類されます。ただし、このカードは真っ直ぐ完璧に弱いというレベルではなく、しかも使われている回数も少ないので、結果として過大評価も過小評価も受けているという印象です。
過大評価:三面除去!つよい!
10tまで何もしないのに?盤面に何も残らないのに?挑発や聖なる盾に容易にケアされるのに?強いカードであるためには満たせていない条件が多すぎます。この判断は大体みんなついていると思いますが。
過小評価:10マナ払って盤面残らないカードはとる価値ない!
本当に取る価値がないんでしょうか?腐っても3面除去は悪くないような気がします。ここについて少し深掘りして考えてみましょう
プールの変更による環境の変化
消えたカードとして最も大きいのは≪双暴帝≫をはじめとした最強ドラゴン軍団でしょう。
これら大型の使いやすいカードが一気に退場し、除去性能の低い大型が残った(+追加された)ことで、現在の闘技場はミニオンの先置きが非常に強くなっています。
ここにゲームを後ろに倒すと強く使える「変妖」が降ってきた結果、現在の闘技場は序盤をうまくかわしながら中盤に盤面を制圧していくゲームに様変わりしました。*1*2
立ち位置の良くなったカード
結論、これらの一手で取りづらいカードの価値が上がっています*3。≪呪術≫や≪動物変身≫を使えばいいじゃないかという反論も、シャマとメイジが今普通に弱いという点ではねられてしまいます。
ところで、なんでこんな話まで飛んで行ったかと言うと、これらの三枚に対して≪ダークムーンうさぎ≫は非常に有力だと思いませんか?ということです。弱いカードであることは間違いないのですが、相対的に使いやすくなっています。
闘技場はデュエルと比べて思い通りのデッキを組ませてもらえないというしんどさのあるゲームです。実際そのしんどさが共有された結果消されかけています;;しかし、逆にいえば技術介入の余地が大きく、弱いカードをうまくいかせたときの楽しさはデュエルにはないかなと思ったりしています。締め方が思いつかないので終わります。