自分の実力不足を思い知らされたGPでした。
かけた労力としては2ブロック:通常=8:2ぐらいで、通常は入賞しているデッキを追う程度しかやっていませんでした。これは要するに「2ブロック負けたら終わり」という訳です。したがって、通常の方は特に書きません。
新弾のカードが追加されたタイミングでとりあえずvaultに潜ってみることに。野良は不毛だとよく言われますが、試行回数を稼げること、強カードの見落としに気づけることの2点を評価しています。何を使えばいいかわからなかったので使ってみたかったバルガライザで飛び込むとなんと滑り出しで9-2。
最強!W
これはつまり、殴るデッキを受け切るためにはかなりの枠を割かなければならない環境だということを意味しています。それを頭に入れながら黒を4枚購入して就寝。
この時点で注目していたカードは
・ミッツァイル(+赤のGRクリーチャー)
・アルティマキャノン
・ジョラゴンガンマスター
・デジルムカデ
・仰ぎ見よ閃光の軌跡など、GRを出すシールドトリガー
あたりです。アルティマキャノンについては結局噛み合うデッキを見つけられず終いでしたが、ポテンシャルのあるカードだと思っています。あとはプーンギがつよかったです。
軽く回しただけでメタゲームの中心に《奇石ミクセル/ジャミング・チャフ》の両面がいるのは間違いないと確信しました。したがって、轟轟轟ブランドとミクセルの両方を核に採用できる赤白轟轟轟はトップメタに来るという所までは整理できました。
それから何日か経って、ぽんこつ君からデッキを提案されました。正直このデッキには懐疑的だったのですが、その疑いは的中しました。彼についてはあまり語るつもりは無いです。
ただ、デジルムカデは思っていた通り強く、(盤面を捌いたあとであれば)返せないデッキもあるだろうという収穫もありました。とはいえこの括弧書きの制約は非常に難しいものでした。ここから簡単に盤面を取り返せるテック団とスパイナー、点数が出やすいクラッシュ覇道を採用したクローシスを考えることに。その時の構築はこんな感じ。
シールドトリガー頑張れ!!みたいな構築で、エナジーライトも踏ませる前提の悠長なカードだったし、盤面にクリーチャーを置けないのでテック団やスパイナーを踏ませても赤白に負けることがよくありました。
イノさんに覇道どう?と聞くと良さそうだから俺も組むわと言ってくれたので、2人で(3人で(5人で))構築をシェアすることにしました。
このデッキの抱えていた悠長さという問題点を解決してくれたのはイノさんです。踏ませる前提のデジルムカデを抜いてプレイアブルを2色に削り、手札に来たらかさばり続けるトリガーを山下に返せるオボロカゲロウを採用、さらに後2でプーンギを返せるフンバルさんも採用。レンジを大きく前に寄せました。
かなり感触のいい構築でした。反省点を上げるなら赤白以外のメタデッキを丁寧に洗い出さなかったことでしょう。結果的に赤白ガンメタデッキになったため、予選を上がるのに運が絡みやすくなってしまった側面はあります。
彼もこの時期は熱心に構築を考えてくれました😉
最終的なリストはこれ。偶然Twitterに52枚同じリストがあったので拝借しました。
・オボロカゲロウ→ミノミー
…マグナムルピアとゴルドーザとのマナのくっつきやバラギアラのようなデッキに対してフレアを探しに行くため変更
・スパイナー→ニャミバウン
…そこそこいるであろう覇道や赤白に有利のつくオレガオーラにスパイナーがマグロなため変更
結果は2-3。新システム施行後最初のGPなのでもっと色々なデッキを試して初見殺しされる可能性をなるべく減らすべきだったかなと思いました。他にも改善点は多くあるのですが、GPまでの時間内に出来たことだと思います。GR召喚のシステムも思った以上に面白かったのでちょくちょく触っていこうと思います。