ダイエットブログ

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コールするハンド

バカで下手なので反省する以外のコマンドがない。

 

just call

書いたこと

  • なぜ他プレイヤーのオープンに対し、レイズではなくコールで参加してもいいのか。
  • どのようなハンドでコールをするべきか。

以上二点を振り返ることにより、コールレンジについての自分の理解の整理を試みた。

前提

参加するハンド=真っ当に勝つ可能性があるハンド。

92oとかで参加する人も世の中にはいますが、基本的にはいわゆる「ブラフ前提のハンド」は参加する価値がないと言っていいでしょう。単純な話、真っ当に勝つ可能性があるハンドと比べて勝ち筋がひとつ少ないためです。

では、既に誰かがレイズでオープンしているとき、どのようなハンドであればコールで参加すべきなのでしょうか?

 

 

参加するハンド

以下のいずれかを満たしている場合、レイズなりコールなりしてゲームに参加する意思を見せるべきでしょう。

  1. ショーダウンバリューを見込める。
  2. フラッシュやストレートの完成を見込める。
  3. ペアが完成している。
  4. ブラインドを払っているのでオッズが合ってしまう。

コールは弱い?

ポーカーは最初にマウントを取った人がそのまま有利を継続するゲームです。具体的には、ドライなボードの多くで、オリジナルレイザーはCBを打つことを肯定されます。

 

そしてご存知の通りCBは強力なベット戦略です。期待できるチップ獲得量もかなり多いです。

となれば、このベット戦略の優位性を活かす方針に対して、コールという選択は非常に消極的だということにならないでしょうか?

CBが強いと思っているならば、毎回3betをしてコールされたらCBを打ちまくるのが合理的ではないでしょうか?コールをしている暇などないはずですよね?

……とはならないのです。一言で言えばこの戦略はバランスが悪いため、合理的ではありません。理由は以下の二点です。

  1. 3betへのフォールドを0%にすることが相手の安定択になる。
  2. フロップが3betしたプレイヤーに有利になるとは限らない。

1.はプリフロップでの戦略の話になります。3betの頻度がめちゃくちゃ多いということは、相手にコールされた際に到底勝ち目がないようなハンドでも3betをしているということになります。つまり、この戦略が成立するためには相手が一定の割合でフォールドしてもらう必要があるのですが、これを続けていればすぐにタネが割れ、フォールドしてくれなくなるでしょう。この戦略は長期的に必ず破綻するという点でバランスが悪いのです。

2.フロップ以降の戦略の話です。そもそも3betをする根拠は基本的に「ポットを膨らませたい」か「ポットを膨らませたくない相手を降ろしたい」かのどちらかです。「AAだから」3betをするのではなく、「AAはプリフロップの段階で勝率が高いのでポットを膨らませたい」から3betをするのです。「相手を降ろしたい」という動機で3betをする場合についても、同様です。となれば、3betにコールしてくる相手は基本的には「ポットが膨らんでもいい」と思っているはずです。ということは相手のハンドも生半可なものではないため、このようなプレイを取るとフロップ以降の勝率を望めなくなってしまうのです。

確かにコールはオリジナルの有利を継続させてしまう点で弱いアクションかもしれませんが、だからといって常にベットで参加してしまうと、今度は誰もそのベットに降りてくれなくなります。結果的に、「降ろせる可能性がある」という長所を失ったベットは、コールと同じ性能しかないに失う金額が大きいだけの劣化版コールになってしまいます。こういった点で収支のバランスが取れていないのです。

ベット(オープン/レイズ)で参加するハンド

ハンドレンジ表を各自ご参照ください。

コールで参加するハンド

  1. 相手よりもポジションが良い。
  2. ポットが膨らまないほうがいいハンドである。
  3. ハンドは弱いが、既にブラインドを払っているのでオッズが合う。
  4. ハンドは弱いが、自分はオリジナルのプレイヤーに対してかなりの勝率が見込める。
1.相手よりもポジションが良い。

相手のプレイを見てから自分のプレイを選択できるため、無理してbetのようなリスキーなプレイを取る必要がないため、ポジションが良いときはコールが有効になります。相手のプレイから自分が周りと比べてどのぐらい強いのかという指標を得られるアドバンテージは非常に大きいです。

左:UTGオープンに対するCOのハンドレンジ
右:UTGオープンに対するBTNのハンドレンジ
(いずれも6人テーブル)
一つポジションがずれるだけでコールしてもいいハンドがかなり増えていることが見て取れる。
2.ポットが膨らまないほうがいいハンドである。

イカードでの勝負では分が悪いがストレートやフラッシュであれば他のハンドより望めるというようなハンドがあります。76sや54sのようなスーテッドコネクターハンドです。こういったハンドは勝率こそ低いが役が完成した時の勝率が非常に高いという特徴があります。つまり、ある程度損失するということが見込まれているハンドなのです。したがって、プレイをする際にはその損失をなるべく抑えることが必要です。

となれば、このようなハンドでガツガツ3betすべきでないということはおおむね自明でしょう。もっと上手ければ3betするのかもしれませんが。

3.ハンドは弱いが、既にブラインドを払っているのでオッズが合う。

こういう時にコールをした方がいいことはわかっていますが、このプレイをすることが利益的になるほど習熟していないのでコメントは控えます。

4.ハンドは弱いが、自分はオリジナルのプレイヤーに対してかなりの勝率が見込める。

 

かっけえ…

 

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