ダイエットブログ

50kg目指して日々奮闘中!

個人的に評価が上がったカード

好きすぎるかも

書いている人間の引きが強いだけかもしれない。個別のカード紹介は通信が重いのでまた今度。

環境概観(飛ばしていい)

大きな変更点は2つあります。

  1. SMAXの追加。
  2. 多色カードの大幅な減少。

前者はゲームをかなり前のめりなものに変えてしまいました。これをいいことと捉えるのも捉えないのも自由ですが、デッキの勢力図が大きく変化し、新鮮な環境になったということは疑いようのない事実です。

後者はデッキのバランスをシビアにしました。つまり、これまでマイルドめだったデッキごとの有利不利が、かなり出やすくなりました。多色カードの多くは2つ以上の役割を担っていたためデッキにできた穴を埋めるのにもってこいでした。それができなくなったため、単純にデッキ一つ当たりの対処出来るカード枚数が減り、バランスがシビアになっているというわけです。

こういった事情で、いっときの《ネバーシデント》どーん!w《ザーディクリカ》対あり!wみたいなプールからはかなりデフレしたと言えるでしょう。

デフレしたから何やっても勝てるのかというとそういう訳にもいきません。何せあなた自身のデッキもデフレしているのですから。「対処が簡単になった」のではなく「対処のセオリーが変化した」のです。脅威に備えなければならないという点はいかなるプールになろうとも変わりません。

結局

次のいずれかに該当するカードは取る動機が強くなっていると思います。

  1. 相手の強い序~中盤を返せるカード。
  2. 序中盤の敗戦処理
  3. 除去一枚で処理が完了しないクリーチャー。

1相変わらず頻発する序盤のアグロに対して適切な応手を用意しておくことで、中盤の手札差をそのままゲームのバリュー差に繋げる上で必要です。例えば《ヤッタレ仙人》や《ダイスベガス》が挙げられます。

2は、前述したようなやり取りの結果劣勢に回ったプレイヤーがゲームメイクをするために必要です。「盤面のやり取りで負けている」ということは、「さらに除去に手札を使う必要がある」ということですが、そんな余力は基本ないです。そこで、一枚で多面処理が可能なカードが必要になってくるというわけです。例えば《ジャオウガ》や《タケノコ道中ヒアウィ号》が挙げられます。

3は、前述したようなやり取りを制したプレイヤーがそのままゲームを閉じるために必要です。デフレデフレと言っても《フェイウォン》やら《ガビュート》やらで頑張っていた頃よりも確実にインフレはしているため、多少の有利ぐらいなら簡単に返されます。そのため、こういったクリーチャーで確実に押していく必要があります。例えば《レヴィヤターン》や《パギャラダイダ》が挙げられます。

3に関して、「それ元々強くね?」という反論が想定できます。確かにこれまでもこういう類のカードは充分な仕事を果たしてきました。ここで言いたいのは、その仕事量がこれまでより多いということなのです。《レヴィヤターン》や《パギャラダイダ》で勝つゲームが多いということなのです。

詳細

相手の強い序~中盤を返せるカード

≪ザビバレル≫

君結構再録されてるんだね

まあ20点が40点になったぐらいの上がり方なんですが、アグロ寄りのデッキの増加が追い風になっている一枚だと思います。≪デバウラ≫しかり≪メヂカラ≫しかり、1ターンリーサルがずれることの価値はキュードラにおいて非常に高いです。SMAX対策にシノビを多投したデッキに投げやすいという点もまあまあ評価できるポイントです。

≪オブラディホーネット≫

下で使わない方がいいケースが多い気がします。

3tにマナを伸ばしても未来がないことが多いので、むしろ3tは我慢して4tに上で使う方が得してること結構あると思います。1枚引いて除去探すのとターン開始時のドロー待って1面除去するのやってること変わらない気がします。

あと≪オブラディ≫を使いたいマッチアップでは、相手はこの手のカードを破壊してくるので、マナの数という意味でのロスもあまり食らわないといった印象です。

序中盤の敗戦処理

≪ホワイトグリーンホール≫

キュードラ始まった週の記事?

知っての通り、優秀な敗戦処理札です。これまでも強かっただろうという意見もあるでしょうが、ここ何か月かはピックされるというより積極的にBANされるカードという立ち位置だったように思います。それもそのはずで、ポテンシャル自体は高めでありながら使える場面がすごく多いというわけではないので*1ピックしづらいカードだったと思います。

しかし、SMAX導入後はより積極的に盾を割るデッキが増加したため、卓に二人以上早いデッキがいるということがかなり想定しやすくなったと思います。そういった環境であれば、≪ホワイトグリーンホール≫は戦略に組み込んでいける一枚になるという評価です。

≪テック団≫

AOEの評価がとにかく高いです。

ファッキン過小評価AOEです。相変わらず人気の≪ガシャゴズラ≫に強く出られるカードであるという点が最大の評価点です。多くの場合≪ダイスベガス≫との同時採用前提ですが、≪ダイスベガス≫自体もいいポジションにいる*2ので、かなり使いやすくなっていると思います。SMAXの前触れこと≪オーリリア≫を貫通するのもいい感じです。

除去一枚で処理が完了しないクリーチャー

≪レヴィヤターン≫

公式のイラストがガビガビなのなんとかならないの?プロモとか

このカードは本当に強いです。序盤戦を有利で終わらせたプレイヤーが6マナ貯まったターンにポンと投げるだけである程度勝ちが保証されるといっても過言ではないレベルで今のゲーム感に合っています。

≪単騎マグナム≫やら≪Heavenキッド≫やらの不穏な弾が追加されたこともあってバリューでゲームを引き延ばそうとする相手にも役割を用意できる点も優れています。

*1:受け札の癖に手札が減るので嫌われているという側面もある。

*2:メメント≫のメイン採用が推奨される環境であり、それに強く出られる+アグロ系統に強いカードである。