ダイエットブログ

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ウェディングのざっくりした評価

30分クオリティ。画像もなんもない。

 

強み:かなり捲られづらい形で勝ち状況を作れる。

除去が単体では通らない。

自力で除去を取らないといけない(=除去の枚数が限られる)キュードラでは、エターナルΩが重くのしかかります。除去+ハンデスを単体でできるカードは存在しませんし、そうした動きを積極的にできるデッキにはそもそも不利がついているので、≪ウェディングに頼ったゲームメイクをすることはあまりありません。ですから、「除去されたらどうこう」というのは気にしなくていいんじゃないかと考えています。

実質ゲームが終わる。

ひとたび≪ウェディング≫が召喚されれば、相手は即座に機能しないカードを抱えておけず、シールドに逃がさざるを得ません。結果トップで引いたカードや残った盤面で無理やりゲームをしなければならず、大きな不利を背負ったままほぼ噛み合いだけでゲームをしなければならなくなります。これはイーブンなげーむではすでになくなっており、11マナ払う価値のあるアドバンテージだと言えます。

不思議と通りがいい。

6ドラに限った話ですが、継続して盤面に圧力をかけてくる相手が少ない気がします。自分がAOEを厚めに取っていたというだけの話かもしれませんが、あれだけカードパワーの高いプールで単純なAOEが刺さっていたというのは考察の余地がある現象です。マリガンの傾向とかに原因があるような気がしているのですが、不明です。

弱み:死ぬほどデッキを選ぶ。

色を持たない。

多色カードが増えているため一見色を補えているように感じますが、序盤に色要求の重いカードをプレイできなくなるとそれがそのまま致命的な敗因に繋がってしまうことも少なくありません。≪ウェディング≫を採用する時には、タッチで採用しようとしている色が序盤でも機能するかはチェックしておくべきです(1敗)。

踏み倒しの利かない11マナである。

≪ウェディング≫最大の強みは召喚時の詰み性能にあります。≪バベルギヌス≫等で踏み倒してしまうとただの盾を殴るでかいやつになってしまう*1ため、マナを伸ばさないアプローチでの運用には堪えないという大き目のデメリットも抱えています。しかも、召喚してから2,3ターンの間相手は山上を見る権利を持ちます。限りなく勝ちに近い状況は作れますが、勝ちが確定することはありません*2

以上の二点から、≪ウェディング≫を採用するデッキは、半ば≪ウェディング≫前提のゲームメイクを強いられます。そうしなければデッキに一枚真っ白なゴミが混ざってしまうからです。これをデッキの一貫性と解釈するか構築時点での裏目と解釈するかで≪ウェディング≫に対する評価は変わってくるでしょう。個人的には20枚目ぐらいまでに取れれば寄せようか考える程度には魅力的な一枚です。

「ゲームを終わらせる」以外の役割がない。

「ゲーム終わるならいいじゃん」と思うかもしれませんが、「役割を遂行できる状況」はカードによってある程度決まっています。それを逸脱している場合、そのカードは「十分に機能しない」ため、マナに行ったり手札コストになったりします。中盤以降に≪ジャスミン≫を引いてきたら顔が歪みますが、それは平たく言うとこういうことが起きているためです。≪ウェディング≫の場合、アグロに顔を詰められていて耐えなければならない状況など、不利盤面ではすぐに腐ってしまいます。それならもっとコストの低いカードを取りたいという気持ちになるのはまっとうです。

*1:エターナルΩのせいで蘇生札をいっぱい抱えるみたいなのも通用しない。

*2:じゃあ≪ローゼス≫も入れようみたいなことをするとゲームが崩壊する。